おんなときもの | 小夏ブログ
おんなときもの
ワーズワースの庭で
  もう、10年以上前になると思いますが、
  「ワーズワースの庭で」という、
  ちょっとお洒落でゆとりある
  大人の道楽を紹介する番組があったのを
  覚えていらっしゃるでしょうか?

当時、私はその番組が大好きで、ほとんど毎回見ていたと思います。
そんな中に、着物がテーマの回がありました。

『第10話 着物 〜をんなの艶ばなし〜』


着物といえば、何かと面倒で窮屈な衣服
というイメージもありますよね。

けれど、着物が普段着だった時代、
今のように窮屈でややこしい衣服ではなかったはず。
番組の冒頭に、こんなナレーションが入ります。
『滅多に着ない晴れ着が着物の代名詞となり、
普段着の着物が忘れ去られた時、着物の不幸が始まった』
と。

現在の私たちが、洋服のお洒落を自由に楽しんでいるように、
普段着の着物は、それを着る個々の工夫で一杯だったと思うのです。
もっと自由で何でもあり。

それまで呉服屋さんの着物を見ては、
「何か違う。私の欲しいのはこうじゃないのよ」そう感じていた私に、
普段着だった時代の、その大胆でありながら艶っぽい、
粋な着物を見せてくれたのがこの番組でした。

普段着だった着物、着物と共に受け継がれて来た
形やしぐさ、着こなしの持つ言語性。
あからさまな言葉ではなく、ふとした仕草で
愛しい相手に伝えるメッセージ。

昔の女性達は、着物という衣服に色々な意味や
想いを込めて来たのです。

帯はもともと男性から贈られる物だったそう。
贈られた女性はその帯に想いを込めて、自身の身体に巻いたのだとか。

着物って、凄くて面白い!!

現代の洋服はあからさま。
女という性を前面に出し過ぎている気がします。
それに比べると、
着物の色香とは、内に秘めた女の情念。
下着である襦袢が彩り豊かに派手なのも、
そんな意味が隠されているからかも。

番組はもう見られませんが、
「ワーズワースの庭で」の番組本は今でも入手可能です。
■文庫本ワーズワースの庭で
ワーズワースの庭で
松山 猛
■単行本(ユーズド)ワーズワースの庭で
ワーズワースの庭で
松山 猛, フジテレビワーズワースの庭で

また、参考にされた文献として紹介されているのがこちら。
おんなときもの
「仮説浮世草紙 おんなときもの」
土性至凡 著 繊研新聞社


こちらの本はすでに廃盤になっているようです。
私も古本屋さんで手に入れました。

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元気になるジュエリーのfuttiです。小夏様の素晴しい記事を是非引用させて下さい。 NGの場合はお手数ですがhttp://www.edita.jp/admin/suggest_answer.php?s=ZnV0dGlmdXR0aQ==&e=ZnV0dGlmdXR0aTgxMTY=&i=NDA3NA==かサイトよりお断り頂ければ幸いです。
futti 2006/07/05 2:01 PM
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